IT導入補助金とは?

介護施設や事業所で働いている皆さま! 「日々の事務業務をもう少し簡素化したい」「制度改正の流れについていけない」などのお悩みはありませんか?
2021年度からは「LIFE」の導入も決まり、業務に負担がかかると不安を持ってはいないでしょうか。
そんな悩みを抱えている方には、介護ソフトの導入が悩み解決の近道です!

介護ソフトは介護記録の簡素化や介護保険請求業務・社員の勤怠・給与管理など、さまざまなことが同時に行える便利なツールです。そして法改正があれば、即座に介護ソフト会社が対応してくれます。
新たに導入された「LIFE」についても、順次対応しています。


しかし介護ソフトを利用するには、介護ソフトを利用するための資金が必要です。
コロナ禍となり、介護業界は資金面でも大変厳しい状況ですが、それをサポートしてくれる方法があります!
それがIT導入補助金です。


介護ソフトの導入に補助金が出ます! IT導入補助金とは?


「IT導入補助金」とは、中小企業・小規模事業者(補助対象者)などが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する場合、経費の一部をサポートしてくれる事業です。
介護施設や事業所などで、介護ソフトを導入したい場合も対象となります。IT導入補助金の内容を見ていきたいと思います。


IT導入補助金の概要


IT導入補助金には、通常枠のA・B類型と低感染リスク型ビジネス枠の特別枠C・D類型があります。
補助対象経費は、IT導入補助金事務局に登録されたITツールの導入費用が対象です。
介護ソフトの場合で言えば、IT導入補助金事務局によって、審査を経て採択されたIT導入支援事業者(介護ソフト会社)のITツール(介護ソフト)ということになります。


IT導入補助金 通常枠(A・B類型)とは?


IT導入補助金の通常枠(A・B類型)は中小企業・小規模事業者などが、業務の効率化や売上アップをするために導入したITツール(介護ソフト)の導入費用をサポートします。
補助対象経費はソフトウエア費・導入関連費が対象で、かかった費用の2分の1以内、最大450万円を補助します。


A類型B類型
補助下限額~上限額30万円~150万円未満150万円~450万円以下
プロセス数1以上4以上

通常枠にあるA類型とB類型は、ITツール(介護ソフト)の機能や構成、交付申請額によって変わります。
通常枠(A・B類型)でITツールを選択する際には、IT導入支援事業事務局によって設定された下記の「業種・プロセス一覧」にあるプロセスを一定数、含んでいることが必要とされています。

プロセスとは、ソフトウエアが保有する機能を導入し、特定の業務の労働生産性が向上したり効率化したりする工程(業務プロセス)のことと、業種や業務は限定されませんが、業務プロセスと一緒に導入することでさらに労働生産性を向上させる汎用プロセスを意味しています。


業種・プロセス一覧

種別プロセス名
業務プロセス■共通プロセス
1)顧客対応・販売支援
2)決済・債権債務・資金回収管理
3)調達・供給・在庫・物流
4)会計・財務・経営
5)総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情シス
■業務特化型プロセス
・業種固有プロセス
汎用プロセス汎用・自動化・分析ツール
(業種・業務が限定されないが
生産性向上への寄与が
認められる業務プロセスに
付随しない専用のソフトウエア)


IT導入補助金 低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)とは?


低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)は、新型コロナウイルス感染症拡大にともない、通常枠よりも補助率を引き上げたITツールの導入支援です。
できるだけ非対面化を優先させて、業務に取り組む中小企業・小規模事業者などをサポートします。


低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)の補助対象経費は、通常枠と同様のソフトウエア費・導入関連費に加え、ハードウエアレンタル費などが対象となっています。
補助率は通常枠より大きく費用の最大3分の2、最大450万円まで補助してくれます。


C-1類型C-2類型D類型
補助下限額~上限額30万円~300万円未満300万円~450万円以下30万円~150万円以下
プロセス数2以上2以上2以上

低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)の場合、申請する金額によってC-1類型やC-2類型に分けられています。

D類型については、テレワーク環境の整備に資するクラウド環境に対応していることや、複数プロセスの非対面化を可能とするものが条件となっています。

低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)でITツールを選択する場合は、IT導入支援事業事務局によって設定された上記の「業種・プロセス一覧」にあるプロセスを2つ以上含んでいることが必要とされています。


参考:IT導入補助金2021 中小企業・小規模事業者のみなさま 一般社団法人 サービスデザイン推進協議会



それでは補助金を使って、介護ソフトを導入するにはどうしたら良いのでしょうか?
具体的にはどうしたら良いのか見ていきたいと思います。


IT導入補助金を利用して介護ソフトを導入するには? 申請から手順までやるべきこと


IT導入補助金を導入するまでの流れ


IT導入補助金を使って介護ソフトを導入したい場合、「サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金(IT導入補助金)」の内容をよく理解した上で、主に以下のような手順で手続きを進めます。
通常枠と低感染リスク型ビジネス枠ともに、申請の流れは同じです。


①交付申請事前準備
・IT導入補助金事務局に登録されたIT導入支援事業者(以下、介護ソフト会社)とITツール(以下、介護ソフト)を決める。
  ▼
②申請要件取得・実施
・gBizIDプライムアカウントの取得。
・「SECURITY ACTION」*1の実施。
  ▼
③交付申請
・介護ソフト会社と事業計画を策定する。
・介護ソフト会社から「申請マイページ」の招待を受け、基本情報を入力する。
・交付申請に必要な情報を入力・書類添付を行う。
・介護ソフト会社に、導入する介護ソフト情報、事業計画値を入力してもらう。
・「申請マイページ」の内容を最終確認後、申請に対する宣誓を行い事務局へ提出する。
  ▼
④ITツールの発注・契約・支払い
・事務局から「交付決定」を受けた後に、介護ソフトの発注・契約・支払いなどを行う。*2
  ▼
⑤事業実績報告
・申請マイページから事業実績報告を作成。
・介護ソフト会社に内容確認や必要事項を入力してもらう。
・IT導入補助金事務局に事業実績報告を提出する。
  ▼
⑥補助金交付手続き
・補助金額確定後、補助金が交付される。
  ▼
⑩事業実施効果報告
・事業実施効果報告を申請マイページから入力し、介護ソフト会社に代理提出してもらう。


*1 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「SECURITY ACTION」の宣言が必要です。中小企業・小規模事業者自らが、情報セキュリティ対策に取組むことを自己宣言する制度です。

*2 交付決定の連絡が届く前に発注・契約・支払い等を行った場合は、補助金の交付を受けることができません。

低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)においては、交付決定日前に受注・契約・納品を行ったものでも遡及申請が適用される場合があります。詳細は低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)の公募要領をご確認ください。


参考:IT導入補助金2021 申請・手続きの概要



IT導入補助金について、おおよその内容は理解できたでしょうか?

IT導入補助金の申請は、介護ソフト会社とともに行うものです。少し複雑な申請も介護ソフト会社のサポートがあれば心配は無用です。

さて、それではどんな形で自社のニーズに合った介護ソフトを探していけば良いのでしょうか。
介護ソフトナビでIT導入支援事業者として登録されている介護ソフトをご紹介します。



介護ソフトナビ掲載 IT導入支援事業者


IT導入支援事業者(企業名)おもな介護ソフト名称
(株)SMS・カイポケ
(株)ビーシステム・ファーストケア
(株)コンダクト・フラワーズNEXT
(株)ワイズマン・医療介護連携サービス、介護福祉向け製品全般
(株) インフォ・テック・介五郎
NDソフトウェア(株)・ほのぼのシリーズ
(株)グッドツリー・ケア樹Free
(株)ケアコネクトジャパン・ケアカルテ
(株)内田洋行・絆シリーズなど
(株)eWeLL・iBow
(株)くすりの窓口・コメットケア
社会福祉法人善光会・SCOP
富士テレコム(株)・シニアメイト
(株)カーネル・えがおシリーズ
セントワークス(株)・SuisuiRemon
いきいきメディケアサポート(株)・いきいき訪看
(株)ノエシス・ケアマザー

参考:IT導入補助金2020  IT導入支援事業者採択一覧  一般社団法人 サービスデザイン推進協議会



事業者様にとっては導入したい介護ソフトが上記にあれば、大変耳寄りな情報ですね!
現在まったく介護ソフトを利用していないという事業者様、利用しているけれどもっと使いやすい介護ソフトを探したい事業者様へ。
介護ソフトは制度改正ごとにアップデートしていますので、日々進化したサポートになっています! 今は二度手間になっている業務が、一度で済むこともあります。「あったらいいな」「できたらいいな」を実現しませんか?!


使いやすくて便利な介護ソフトの探し方・選び方


介護にはさまざまなサービスがあるように、介護ソフトにもそれに合わせて数多くの種類があります
……ということは、多数ある介護ソフトの中から使いやすくて機能が充実した介護ソフトを探し出さなければならないのです。中には、介護ソフトを導入するには「社内プレゼン」が必要な方もいることでしょう。そんなときの味方が介護ソフトナビです! 無料で何社もの資料が請求できます
どのように探したらよいか、一例をご案内します。



介護ソフトナビで介護ソフトを探そう! おススメの選び方


「介護ソフトを導入したい」と考えたら、まずは自社の課題や改善したい内容はどんなことなのかを明確にしましょう。それが明らかになれば必要な介護ソフトが見えてくると思います。
ちょっと頭を悩ます介護ソフト選びですが、以下のような流れはいかがでしょうか。


①自社の課題・ニーズを明らかにする。
  ▼
②介護ソフトナビから資料を請求する。
  ▼
③選んだ介護ソフトの内容を比較する。
金額・支払い方法・導入方式・サポート力・無料体験期間などをチェック!
  ▼
④社内プレゼン・社内会議
  ▼
⑤導入する介護ソフトを決定!


このように介護ソフトナビの資料を活用すると、より具体的に介護ソフトの内容を吟味することができます。
今は世の中の流れがICT化です。業務の効率化はもちろん、新型コロナウイルス感染症対策のためにも介護ソフトは介護業界で欠かせない存在となっています。



介護ソフトを導入してみよう 日常業務にゆとりができます!


毎日が忙しい中で、介護ソフトを選択する時間はなかなかないかもしれません。しかし、 少しの手間がこのあとの日常業務を効率化することにつながります。
補助金を利用した介護ソフトの導入は、介護ソフト会社が申請・導入などをしっかりサポートしてくれます
介護ソフトは、一度使ってみると便利で手放せなくなります! この記事をお読みになったことをきっかけに、介護ソフトの導入を検討してみませんか?


まずは介護ソフトの資料や情報を入手してみましょう。介護ソフトナビがあなたをサポートします。
介護ソフトの資料請求は以下で簡単にできます。何社、請求しても無料です
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