介護ソフトのどこを比較すればよい?ポイントをご紹介
そして、それぞれの種類に対しても、たくさんのメーカーが商品を提供しているため、選ぶことも大変です。
今回は、介護ソフトを選ぶさいに特に見ておきたい比較ポイントを紹介します。
対応しているサービスか
介護事業所はデイ、訪問、施設系などさまざまあるため、導入する事業所のタイプにあったソフトを選ぶ必要があります。
大きく分けると、居宅介護向け、地域包括向け、居宅サービス向け、施設向け、地域密着型向けなどです。
1つの介護ソフトメーカーで、複数のサービスに対応している場合が多いですが、必ず確認しておきたいポイントです。
国保連に対応しているか?送付方法は?
介護給付請求時に必要な書類をインターネットで送付する国保連伝送機能は、介護ソフトナビに掲載している多くのソフトが対応しています。
ただし、請求の際に使用するCSVファイルは作成が可能でも、伝送までは対応していないソフトもあります。
また、転送機能はオプションとして追加するタイプもあります。
パッケージ?クラウド?
介護ソフトの商品には主に2タイプあります。それがパッケージ型とクラウド型です。
・パッケージ型
パッケージ型とは、物理的なソフトを購入し、PCにインストールして使用するタイプです。
基本的には買い切り型なので、使う期間が長ければ長いほど、月額に換算すると安くなります。
また国保連の伝送時にはインターネットが必要ですが、それ以外は必須ではありません。
そのため、データの漏えいのリスクは小さくなります。
一方で、バージョンアップに対しては、アップデートソフトを使用することなどご自身で対応する可能性があります。少なくとも3年に1回、介護保険法改正のタイミングで対応が必要になります。
・クラウド型
クラウドサービスとは、提供するソフトの専用サイトにアクセスして使う方式のものです。
インターネットに接続出来れば、いつでもどこでもアクセスすることが可能で、現在提供している介護ソフトの多くはクラウド型です。
基本的に価格は、月額タイプです。導入コストがかかる場合もありますが、パッケージタイプと比べると初期コストは抑えられます。
メリットとして、バージョンアップを自身で対応する必要が無い点や、PCが壊れても別端末よりアクセスすれば直ぐに使用可能です。
一方で、ログイン情報などが流出してしまうと、第3者がアクセスできる可能性もあるため、アカウント管理は気を付ける必要があります。
タブレットなどに対応しているか
現在、スマートフォンや、タブレットといったさまざまな端末があります。
介護ソフトがこれらに対応しているかは、確認したいポイントです。
特に居宅介護支援など、外出が多くなる事業所の場合は、出先にてスマートフォンなどで、入力できると非常に便利です。
価格・料金体系について
介護ソフトは、料金の幅が非常に大きく、安価なソフトから高価なソフトまであります。
また、パッケージ型のように買い切りタイプのもの、クラウド型のように月額制のものもあります。
月額制の中でも、初期費用が掛かるものかからないもの、従業員数(利用者の数)により変動するものもあります。
介護ソフトをどのぐらいの人数でどの期間使うかによって、価格の安さが変わります。
また、安いからよいのではなく、ソフト毎にさまざまなタイプがあるので、当記事の他のポイントも踏まえて慎重に検討いただくことをオススメします。
サポート体制について
介護ソフトは、使いやすいようにさまざまな企業が努力をしていますが、それでも使用方法が分からなかったり、トラブルが起きる可能性もあります。
その際に必要となるのがサポート体制です。
サポート体制で確認したいポイントは以下の通りです。
1.いつ、どの時間サポートできるか(平日のみ?何時まで?)
2.不具合発生した時のサポートの段取りについて
3.もっと良い使い方など、運用方法に関するサポートがあるか
他サービスとの連携
介護サービスは、介護記録や伝送だけではなく、さまざまな機器やツールを使用します。
見守りシステムや服薬管理システムなど、業務で必要な機器との連携はできるのか。
また、勤怠システムなど、経理・総務部分でのツールと連携しているかなども確認しておきたいポイントです。
ただし、必ずしも連携が必要ではありません。ご自身の事業所にて連携したいものに対して連携しているかを確認しましょう。
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介護ソフトの選び方
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