介護ソフトでレセプト業務が楽になる!
介護のレセプト業務とは?
介護サービス事業所にはさまざまな業務がありますが、特に毎月1日~10日頃はレセプト業務で忙しくなる時期です。
レセプト業務とは、介護サービス事業者などが利用者に介護サービスを提供した報酬として、介護給付費を請求する業務です。
この請求業務において、介護サービス事業所のレセプト担当者は、「介護給付費請求書」や「介護給付費明細書」といった、いくつかの書類を作成して国保連に送る作業を行います。また、居宅支援事業所の場合は「居宅介護支援介護給付費明細書」と「給付管理票」を作成します。
国保連はこうして提出された「介護給付費明細書」と「給付管理票」を突き合わせて審査を行い、各事業所へ報酬を支払うのです。
万が一、書類の内容に不備があったり、あるいは居宅支援事業所と介護サービス事業所との間に相違が生じていた場合、支払いがストップされてしまうという事態にも成りかねません。レセプト業務は介護事業所の運営において非常に重要な仕事なのです。
レセプト業務の流れ(手書きの場合)
介護サービス事業者が、介護給付費の支払いを受けるまでの流れを見ていきましょう。
実績を記録する
介護サービス事業者はケアマネージャーから交付されたサービス提供票などをもとに、利用者へ提供したサービス内容(実績)を記録しておきます。
書類を国保連に郵送で送る(施設などの場合)
(1) 介護給付費明細書は利用者の実績を転記して作成します。
(2) 介護給付費請求書は介護給付費明細書の内容を施設ごとにまとめて作成します。
手書きの場合、実績を転記する際に細心の注意を払う作業となりますが、介護ソフトを使えば日々に入力された実績の内容を介護給付費明細書に取り込んだり、介護給付費請求書としてまとめたりすることができるので、業務全体の効率化が図れます。パソコンからそのままデータを送ることができ、ペーパーレス化も可能です。
その他、他事業所との情報共有も簡単にできます。各事業所の生活相談員やケアマネージャーが入力したものを、レセプト担当者がまとめて国保連に送れるのも介護ソフトの魅力のひとつです。
訪問介護・看護で活躍! タブレット対応の介護ソフトも
介護ソフトの魅力はそれだけではありません! 訪問介護やデイサービスなどで移動が多い場合には、タブレットに対応している介護ソフトを導入すると持ち運びに便利です。ヘルパーがタブレットに入力したデータを請求業務にも使えるので、何度も記録を入力せずにすみます。迅速で正確な請求業務が実現できます。
介護ソフトは安全・安心な事業所の味方
介護サービス事業所が介護サービスを利用者に提供する場合、まずはその利用者の情報管理が必要です。介護ソフトなら請求業務だけでなく、利用者の個人データ・プラン作成・利用実績管理・支援経過などを分かりやすくまとめて保存しておくことができます。ケアマネージャーの予定まで管理できるソフトもあるので、多忙で仕事量の多いケアマネージャーやレセプト担当者にとっては心強い味方となります。
介護ソフトの導入はレセプト業務などの作業能率が上がるだけでなく、スムーズな運営を手助けしてくれる賢いツールとなります。
介護サービスの内容によってさまざまな介護ソフトが用意されているので、どの介護ソフトが使いやすいか? いくつか資料請求をして、お試しデモを使ってみるのもひとつの方法です。
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