介護ソフト 選び方ガイド
介護ソフトを選ぶ よくあるケース
このページでは初めて介護ソフトを導入する場合や、介護ソフトの乗り換えを考える際に参考となる情報をお伝えします。
介護ソフトナビでは約30社の介護ソフトをご案内しています。それぞれの介護ソフトによって料金や機能が異なるため、何を基準に選べばよいか判断に迷うこともあるかもしれません。
そこで、介護ソフトナビにいただくお問い合わせで、よくあるケースをご紹介しますので、選ぶ参考にしてみてください。
1)安い介護ソフトを探している
これから新規で事業所を開設する予定、または小規模の事業所で「必要最低限の機能でなるべく安いソフトがいい!」という場合にお問い合わせが多い介護ソフトです。
【クラウド・ASP】
・「まもる君クラウド」(株式会社インタートラスト)
・「ナーシングネットプラスワン」(プラスワンソリューションズ株式会社)
・「ケア樹Free」(株式会社グッドツリー)
・「かがやきぷらんⅡ」(株式会社NTTデータアイ)
・「エースシリーズ」(株式会社菱和テレコム)
など
【パッケージ】
・「ファーストケア」(株式会社ビーシステム)
・「Flowers Next」(株式会社コンダクト)
など
上記の会社名をクリックいただくと、それぞれの介護ソフトの対応サービス、料金についてご確認いただけます。料金記載がないものについては、各メーカーに見積りを依頼しましょう。
高いか安いかの基準は事業所の規模によっても異なります。また初期費用が安いのか月額費用が安いのかはソフトによって異なります。基本料金は抑えめでも利用者数やオプションで加える機能によって金額が変わることもありますので、複数の資料を比較検討することが大切です。
2)複数の事業所を統合的に管理できる介護ソフト
複数のサービス事業を行う事業所でお問合せの多い介護ソフトです。1つの事業所のみで使う介護ソフトとは異なる視点で選ぶことになります。
【クラウド・ASP】
・「SuisuiRemon」(セントワークス株式会社)
・「ケアカルテ」(株式会社富士データシステム)
・「ワイズマン」(株式会社ワイズマン)
・「カイポケ」(株式会社エス・エム・エス)
・「ほのぼのシリーズ」(NDソフトウェア株式会社)
など
複数の事業所を持つ場合、グループあるいは地域ごとに管理、フランチャイズ店は別にまとめて管理など、管理の仕方も事業所により異なります。そのため、帳票やデータベースのカスタマイズが必要となることもあり、そのようなニーズに柔軟に対応できる介護ソフトが注目されます。
介護ソフトの料金は、導入規模や導入数によって異なることがほとんどです。また、複数の事業所を展開しているところは、比較的規模の大きいシステムを導入することが多いようです。
3)訪問看護で医療保険請求に対応可能な介護ソフト
最近では訪問看護に対応する介護ソフトのお問い合わせも増えています。医療保険請求に対応している介護ソフトをご紹介します。
【クラウド・ASP】
・「ココナース」(株式会社日本ケアコミュニケーションズ)
・「Flowers NEXT on Cloud」(株式会社コンダクト)
・「いきいきメディケアサポート」(いきいきメディケアサポート株式会社)
・「介舟ファミリー for Cloud」(株式会社日本コンピュータコンサルタント)
・「ナーシングネットプラスワン」(プラスワンソリューションズ株式会社)
・「ワイズマン」(株式会社ワイズマン)
・「カイポケ」(株式会社エス・エム・エス)
・訪問看護支援システム「iBow(アイボウ)」(株式会社eWell)
など
【パッケージ】
・「えがおシリーズ」(株式会社カーネル)
・「Flowers Next」(株式会社コンダクト)
など
訪問看護も行う事業所では、介護保険の他に医療保険の請求業務も発生します。そのため介護ソフトを導入する際は、医療保険請求にも対応している介護ソフトを選ぶと効率的です。
なお介護ソフトには、医療保険の請求書類を作成できるソフトと伝送までできるソフトがあります。
4)スマホやタブレットに対応している介護ソフト
介護ソフト選びでは、場所を選ばず使用可能なスマホやタブレットに対応しているかどうかも一つの判断基準になります。以下はそれぞれのサービスでお問い合わせが比較的多かったソフトです。サービスごとに分けて紹介しますが、各ソフトとも、複数のサービスに対応していることがほとんどです。
メーカーによってはオプションでスマホ・タブレット版のアプリが利用可能になるものもあります。
【オプションで対応可能】
・「ファーストケア・ポータブル」(株式会社ビーシステム)
・「すぐろくTablet」(株式会社ワイズマン)
など
【訪問に対応】
・「Care-wing(介護の翼)」(株式会社ロジック)
・「ほのぼのシリーズ」(NDソフトウェア株式会社)
など
【通所に対応】
・「まもる君クラウド」(株式会社インタートラスト)
・「ケア樹」(株式会社グッドツリー)
など
【居宅介護支援に対応】
・「介舟ファミリー」(株式会社日本コンピュータコンサルタント)
・「ナーシングネットプラスワン」(プラスワンソリューションズ株式会社)
など
【施設に対応】
・「Blue Ocean Note」(株式会社 ブルーオーシャンシステム)
・「コメットケア」(フリービット株式会社)
など
スマホ・タブレット対応の介護ソフトなら、介護現場における記録入力や訪問先でのデータ入力が可能になるため、メモなどの転記がいらなくなるなど業務効率化につながります。過去の記録をどこにいても確認でき、会議の際にも必要事項を手元の端末で確認できるためペーパーレス化も可能です。
介護記録システムでお探しの際は 運用系 介護記録でご確認ください。
介護ソフトに何を求めるかにより、対象になる介護ソフトが絞られます。また介護ソフトによっては無料でお試しができるものがあります。上記などを参考に、無料体験で使い勝手を確認しながら選択してみてくださいね。
介護ソフトの選び方
- 介護ソフト 選び方ガイド
介護ソフトナビ掲載ソフト一覧